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シチリア珠玉の世界遺産 

Agrigentoアグリジェント

コンコルディア神殿アグリジェント(Agrigento)はシチリア州南西部に位置し、紀元前6世紀からギリシャ植民地として古代地中海世界の重要都市のひとつでした。古代名をアクラガスアと呼び、農産物を豊富に産し繁栄しました。紀元前480年のヒメラの戦いのあと絶頂期を迎え神殿が建てられました。

”Valle dei Templi=神殿の谷”と呼ばれる神殿遺跡群は世界遺産に登録されシチリアを代表する観光名所です。

神殿は、度重なる戦火や地震などで破壊されましたが、ヘラクレス神殿"Tempio di Ercole"やジュノー神殿"Tempio di Giunone"は柱部分が再建されています。
コンコルディア神殿"Tempio della concordia"は紀元前425年頃建設され、完璧に近い状態で保存されています。6世紀にキリスト教の教会に転用され、柱と柱の間に切り石が積み上げられていたために大地震でも倒壊を免れました。18世紀に後世の付加部分を取り除き、古代の姿に戻されました。

神殿の谷にはアーモンドやオリーブが植えられ、2月になれば桜によく似たアーモンドの花も楽しむことができます。

《参加者のコメント》

「神殿の谷」と呼ばれる遺跡の地区はどんな場所なのかと思っていたら、谷は丘でした。

コンコルディア神殿の姿が遠くに見えた時、2500年の時を経てその姿をとどめていることに感激しました。神殿は、白大理石で作るのが本当だが、この土地には白大理石がなかったために砂岩で建てたとか。建設当時は白漆喰で覆われていたとかで、その痕跡を間近で見ることができました。真っ白い神殿綺麗だっただろうなあ・・・と往時の姿を想像。

現地のガイドによると前日は激しい雨が降り、雨によって柔らかい砂岩が削られていくことが心配とのこと。そういえば、この丘の歩いてきた道は神殿と同じ色の砂だったな、古代遺跡にも地球温暖化の影響か・・・。

3月初めだったので、アーモンドの花も見ることができました。アーモンドの木には去年のアーモンドの果実がついたまま残ってました。

動画に使用した音楽
「目醒め」「to the sky」「ひとりの夜」 written by mick