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映像で見るシチリア

世界遺産「VILLA ROMANA DEL CASALE」

(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ)

1997年世界遺産登録 ピアッツァ・アルメリーナ(カターニアの南西約90km)

ローマ帝政時代の3-4世紀に、大土地所有貴族が田園に建てた豪奢な別荘跡。大変贅をつくした建物で、特にほぼ全室の床を埋め尽くすモザイク画の質の高さと規模は古代ローマ時代最大ともいわれます。モザイクにはアフリカの影響を受けた動物やビキニの女性など斬新な図像も描かれ芸術的価値も高い。当時この地まで経済力を及ぼした古代ローマ文明の跡もうかがい知れる貴重な遺跡です。

《参加者のコメント》

シチリアの賑わいを見せる観光名所とは違って、その建物は、何も無い田舎の荒れ地の中にありました。こんな、山の中にいったい世界遺産がどうして存在するのか不思議でした。建物と言っても、屋根などはなく、遺跡を保護するために作られた屋根だけでした。幾つもの部屋がつらなり、全ての部屋の床には違う絵柄のモザイク画が施されていました。何百年もの間、地中に埋もれていたために、当時のままで残ったのでしょう。動物や人間が写実的に精密に描かれたモザイク画の技術には驚きました。