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イタリアの12ヶ月

ティラミス、悲しいニュース

このお菓子は1960年代の終わりに、トレヴィーゾのカンペオル家が経営するレストラン「アッレ・ベッケリエ」のドイツで働いた経験のある菓子職人ロベルト(ローリー)・リングアノットの手によって誕生しました。

ベネト方言で「ティラメス」、そしてイタリア語化して「ティラミス」私をひっぱり上げて!の意味は、狡猾な考え方では性欲を高めるからと解釈されていますが、本来は栄養価が高く、元気を回復するのに最適な事からこの名前がついたのです。

昔は、べネト州の一般的な家庭、いや、べネト州だけではなく伝統的な労働者階級にとって新鮮な卵と砂糖を一緒にあわ立てたものがベースになっている貧乏人のお菓子、「エル・サバトゥディン」は、滋養供給であり体力増進のため、そしてお金もかからず簡単に出来たので、特に子供と年寄り向きのものでした。
昔を思い出してください!私達がどんな暮らしぶりだったかを・・・。

ティラミスはこの「エル・サバトゥディン」をアレンジして生まれました。

残念なことに「アッレ・ベッケリエ」は今月末で閉店します。

簡単に作れて、消化しやすく、すぐに体に栄養分を与え、 何一つのリキュールを加えない本来のティラミスのレシピをお教えします。

<オリジナル・レシピ>
http://www.unacuocainprova.it/
卵黄6個
グラニュー糖 500グラム
マスカルポーネチーズ 500グラム
砂糖なしエスプレッソコーヒー0.5リットル
サボヤルディビスケット(ラングドシャ)約30枚
ココア

*注意:すべて新鮮な材料を使ってください。

<作り方>
卵黄とグラニュー糖をクリーム状になるまで混ぜ合わす。
そこに少しずつマスカルポーネチーズを加えていく。
その時、クリームが玉にならないように気をつける。
コーヒーを平らな入れ物に注いでおく。
ビスケットを1枚ずつ、コーヒーにさっと浸し容器に並べる。
その上にクリームをのせる。
ビスケット、クリームを交互に重ね最後にココアを振掛ける。
冷蔵庫に保管する。作りたてより数時間置いたほうがおいしい。