Home > イタリアの12ヶ月 >  イタリアの飲み物

イタリアの12ヶ月

イタリアの飲み物

イタリアの飲み物といえば?まず思い浮かぶのがワイン・・・
その次は?
やっぱりカッフェですね。イタリアに来て、カッフェを注文すると 運ばれてきた小さなカップと、そこに半分くらいしか入っていない カッフェを見て、びっくりすることになります。
こんなチョットなの?
日本のコーヒーはドリップ式、お湯を注いで、豆の原産地に拘って 煎り方に拘って、香を楽しんで、それが日本の一杯のコーヒーの楽しみ方。
それをもっと薄めて、一日中何回も、がぶがぶ飲むのがアメリカ式。
ところがエスプレッソは蒸気で一瞬のうちに抽出させるのです。 だから、濃い、濃厚な、言えばコーヒーのエキスを飲むのがイタリア式。

バールでコーヒーを飲むと、おいしい、まずいは解かりますが、 それ以上、豆の香、マイルドな味??そういうことはあまり問題にはならないのです。 それから、砂糖を入れない日本人は多いですが、イタリア人は その小さなカップにこれまた、日本の倍は入っているだろう 砂糖の子袋を2つも入れる人もいます。 濃いいカッフェに砂糖をたくさん、ぐるぐる練るようにかき混ぜて クリーム状にして飲む人もいるんですよ。まぁ、基本は甘いカッフェが 正式でしょうか。

イタリア人にとってのカッフェは、 今から戦闘開始、その前に、一杯ひっかけて、さぁ!!行くぞ!のため なんです。頭を冴えさす!眠気を飛ばす! 気合を入れる!食事の最後に 消化を助ける?ためなんです。それから、何かの区切りでもあります。 そこは日本人と一緒、ほっと一息、お友達が遊びに来た時、職人が家に仕事に 来た時、カッフェはどう?町に遊びに行って歩きつかれた時、カッフェはどう?

そうそう、日本ではお茶する時は座りますが、イタリア人はチョット ひっかける・・だから、バールで座り込んでぺちゃくちゃ話し込むことは 少ないのです。カウンターで飲んでまた、さっさと次に・・・ これが一般的ですね。座った場合とカウンターで飲んだ場合、違う金額になることも覚えておいて 下さい。ベニスのサンマルコ広場のカッフェ、フィレンツェのミケランジェロ広場の カッフェなど座って飲めば、観光地の一等地のバールの料金は跳ね上がります。 でも、もし有名なカッフェにカウンターがあり立ち飲みする場合は、1ユーロ程度で 飲めますから、有名なカッフェの雰囲気だけ味わいたい方は、立ち飲みをお薦めします。

次にカッフェにもいろいろな種類があります。 例えば、泡立てたラッテを足したのが、カプチーノ、これは日本と同じ大きさの コーヒーカップです。小さなエスプレッソのカップのまま、少しの泡立てたラッテを 足したのがカッフェマッキアート・・・少しだけで良いという人に最適ですね。 このカッフェに泡立ててないラッテを足したのがカッフエラッテです。 このほか、マロッキーノ、カッフェドッピオ、もちろんカッフェアメリカーノ・・・ これは余りお薦めしません、エスプレッソにお湯を一緒に持ってきて、 お湯割りにしてねというのがアメリカ風・・・イマイチですよね。 と、いろいろな種類のカッフェがありますから、いろいろ研究して楽しんでください。
お酒好きのおじさんはカッフェにグラッパを足したり、頭の痛いときはカッフェにレモン汁 を足したり・・・本当に一日の生活に欠かせないカッフェです。眠れない人にはカフェイン抜きも あるんですよ。

それではカッフェは一般家庭でどのように作るのでしょう・・・ まず、豆を買う必要があります。細かく挽いてあるのがエスプレッソ用 あと、マッキネッタ これが無いと出来ません。火にかける抽出器とでも言うのでしょうか? 下に水を入れる容器、その上に小さな穴のついた容器にコーヒーの粉を入れ、 最後に噴出してくるコーヒー液をためる容器、この3つを組み合わせて 火にかけて、待つこと数分、ブクブクブクと音が聞こえてきたら、出来上がり。 一人用、2人用、3人用、6人用・・・もっとたくさん用・・・ 人数に合わせてカッフェティエーリ・・・売っていますのでイタリアのお土産に 買って帰ってください。ラッテ・・牛乳をスキューマ・・泡にする簡単な器具もありますよ。 コーヒー豆は日本でもいくらでも売っているはずです。 それでは、イタリアの経験がある方はイタリアを思い出して これからイタリアにいらっしゃる方はイタリアに思いをはせて カッフェ!を楽しんでくださいね。

注:カッフェという言葉はコーヒーという意味とバール・・・日本のコーヒーショップという意味の2種類があります。