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イタリアの12ヶ月

Buon Natale! イタリアのクリスマス

街を歩くと、またたくイルミネーションとショーウインドウの華やかな飾りつけ・・・そう、12月は、カトリックの国であるイタリアでは1年で最もきらめく季節。

街一番の広場には、巨大なクリスマスツリーが飾られ、メインストリートには、星をかたどった電飾・・・。この季節は、いたるところでクリスマスの雰囲気が味わえます。そうそう、2009年の今年、ミラノのドゥオモ広場には、高さ58メートル、きっと世界一高いだろうと言われるクリスマスツリーが飾られたんですよ!

今、カトリックの国である…と書きましたが、バチカンのお膝元だから、クリスマスには大きな意味があるのです。 日本人の多くは、12月24日をキリストが生まれる前日のクリスマスイブ、そして翌日をクリスマスと思っています。 でも、新約聖書にはこの記載はないというから、驚きです。 キリスト教、とりわけカトリックではこの日をキリストの誕生日ではなく、降誕祭と呼んでいるのです。

また、1月6日は東方の三博士がキリストのもとに訪れ、キリストが人々の前に神性を示した(公現)日という、公現祭。一般的にはこの期間にクリスマスのお祝いをします。 だから、クリスマスツリーは1月6日まで飾られるし、子どもたちへのプレゼントはこの日に贈られるんです。知ってましたか?サンタクロースではなく、ほうきに乗った「べファーナ」と呼ばれるおばあさんが子どもたちに配るのです。各地で開かれるクリスマス市には、このべファーナの人形もたくさん売られます。大きな鼻、ボロボロの服を着たこの魔女、とっても愛嬌があるんですよ!

24日の夜は家族そろって過ごすというイタリアのクリスマス。この時期、街を歩いていると「Buon natale!(ブォン ナターレ)」というクリスマスのあいさつが飛び交っていますよ。