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イタリアの12ヶ月

サッカーのルーツ?

6月半ばのフィレンツェを訪れる予定があれば、ぜひ、見てきてほしいのが、サンタクローチェ教会の前の広場で行われるCalcio storico in Fiorentinoと呼ばれるイベント。

前の日まで、石畳で普通の長方形の広場だったところに土が敷かれて、観客席が設けられ、あっという間にサッカー場ができあがります。  そしてサッカーというよりは、1チーム14人、ルールは手も使っていいので、アメフトさながらのずいぶん荒っぽい試合が行われます。  フィレンツェ市内の4つの教会からなる赤(サンタ・マリア・ノヴェッラ教会)、緑(サン・ジョバンニ - ドゥオーモ)、青(サンタ・クローチェ教会)、白(サント・スピリト教会)の4チームで構成され、トーナメント方式で3試合が行われます。

試合では、着ていたユニホームがぼろぼろになり、上半身裸になってしまう選手たちも…。  例年けが人続出で、救急車の出動も珍しくないんだとか。試合の前後には、参加者たちが中世の衣装をつけて街の中を練り歩くので、それにぶつかると、楽しいですよ!

このトーナメントは、6月24日のフィレンツェの守護聖人聖GIOVANNIの記念日に最終戦を迎えます。普段は、静かなサンタクローチェ広場が、この時だけは、選手も観客も、興奮冷めやらぬ熱気が満ち溢れます。  サッカーのルーツとも言われるこの競技(闘技?)、一見の価値がありますよ。