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イタリアの12ヶ月

復活祭って?!!!

「復活祭」。このイベント、よく聞くけれど、どんなお祭りかはっきり答える自信がありますか? これはキリスト教徒が毎年行う年中行事の一つ。 キリストがはりつけの刑にされた日から数えて3日後によみがえった、と言われることから、復活祭Pasquaがはじまりました。 英語ではイースターといいます。 毎年、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日になっています。

3月の終わりから4月の中頃にかけて、このお祭りが近付くと、お菓子屋さんの店先には、卵の形をしたチョコレートが並び始めます。 卵というのは生命の復活を意味するもので、ほかに白いハトの形をした「コロンバ」と呼ばれるケーキを贈り合うのも習慣。 皆さんもこの時期にイタリアに行く時は、ぜひ卵型のチョコレートや「コロンバ」を探してみてください。 その時は卵の中もチェック!中にどんなおまけが入っているかは、その時のお楽しみ! ちなみに2009年は4月12日です。

復活祭の当日には、一年間の平穏な暮らしを守ってくれた古いオリーブの枝を火にくべて、教会でいただいた新しいオリーブの枝を枕もとの十字架に飾ります。 それをしないと良い年が迎えられないと信じているのがイタリア人。そのためのミサが行われる教会に、家族全員で着飾って出かけるのです。 また、その日の朝、復活の象徴の卵を茹でて教会に持って行き、神父様に聖水をかけてもらって祝福してもらうのも、大切な習わし。これを忘れると大変です。

あなたがもしこの日サンピエトロ広場にいたなら、手に手にオリーブやシュロの枝を振りかざした人々が、法皇の祝福を待ち受ける世界中から集まった人々と一緒に祝うことができますよ。

そして、復活祭のイベントが終わると、昼、親戚中が集まって、祝福を受けたゆで卵はもちろん、マンマお手製の子羊のローストなどこの日独特の料理を囲み、卵型のチョコレートの中のおまけで運試しをして過ごすのです。

日本にはあまり知られていないキリスト教の行事ですが、これは、クリスマスなどと同じようにクリスチャンにとっては大切なものなのです。